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グリーンウェーブ プロジェクト(地域をつなぐ自然共生活動)

トヨタ及び関係各社は、人と自然の共生を目指し、各地域の豊かな森や自然を守っていく活動を国内外各地に広げていくことで、生物多様性に寄与するサステナブルな社会づくりを目指しています。

トヨタは2015年10月に「トヨタ環境チャレンジ2050」を発表しました。
その内のチャレンジ6「人と自然が共生する未来づくりへのチャレンジ」において、各地域の豊かな森や自然を守っていく活動を展開する1つのプロジェクト(グリーンウェーブ プロジェクト)として、トヨタ及び関係各社で、「オールトヨタ自然共生ワーキング」を立ち上げました。本ワーキングでの活動は、さまざまな自然共生活動の輪を国内外各地に「つなげる」ことにより、生きものの生息域を広げ、生物多様性保全に寄与したいと考えています。

具体的な活動としては、「自然と共生する工場」と、地域や関係各社をつなぐ「オールトヨタ グリーンウェーブ プロジェクト」があります。「自然と共生する工場」は、植樹による「工場の森づくり」を発展させ、さまざまな生きものの生息環境に対象を拡大し、モニタリングや改善活動などを通じて地域の生物多様性保全に貢献することを目的としています。「オールトヨタ グリーン ウェーブ プロジェクト」は、①森林保全・里山整備 ②植樹・工場の森づくり ③ビオトープ・水域保全 ④生態系保全 ⑤環境学習 を継続的に行なっています。この中の④生態系保全の一例として、愛知県知多半島の衣浦地域において、絶滅が危惧されているコアジサシの保全活動を行なっています。

砂利敷や水飲み場の造成、雛の隠れ場所の設置など、営巣環境を整備するとともに、コアジサシの誘致を促すために、従業員がデゴイを仕上げて設置も行いました。その結果、2018年には営巣、産卵が確認されました。グリーンウェーブ プロジェクトとして活動を開始してから来年で5年目を迎えますが、これからも「人と自然が共生する未来づくり」に向けて、我々はチャレンジを続けてまいります。

更新日:2019.12.26  ※記事の内容は投稿当時のものです