生物多様性5つのアクションたべようふれようつたえようまもろうえらぼう

conserve 

ブラザーの森 郡上 生態系回復プロジェクトと地域交流

ブラザーグループの従業員と家族が毎年2回、岐阜県郡上市のスキー場跡地に植樹しています。単に植樹ボランティアとしての活動に留まらず、生物多様性、地域とのつながりづくりも視野に入れて活動しています。

ブラザーグループは、COP10開催地のグローバル企業として、生物多様性に関する2020年目標「愛知ターゲット」を上位目標と位置づけ、拠点ごとに地域特性を考慮した生物多様性の保全活動に取り組んでいます。またこうした環境保全に継続的に取り組むことでSDGs(目標13、15など)の達成に貢献しています。

ブラザー工業株式会社は、2008年より岐阜県及び郡上市との3者協定に基づき、岐阜県郡上市にある8haのスキー場跡地(通称:ブラザーの森 郡上)に、グループ企業の従業員・家族・OBが毎回100名程度参加して毎年春と秋の2回、植樹を行なっています。(これまでのべ2千人以上が参加)。植樹活動には地元行政の全面的なご協力を頂いています。

2014年からは名古屋大学大学院環境学研究科による学術コンサルティングの支援を受け、樹木の生育調査、生態系調査、土壌調査を実施し、また地域関係者(行政、自治会など)とのミーティングも定期的に実施しています。土壌に適した樹種・植樹地の選定を行い、地域のニーズにも沿った森づくりを目指しています。長期計画で継続的に植樹を実施し、また定期的に草刈りもすることで、希少種が生息し、生物多様性に優れた森づくりができました。

植樹計画や樹種選定については地元の森林関係者と協働し、当日の運営には地元の行政も参加しています。また年一回、地元関係者を集めてミーティングを行い、森づくりに対するニーズ把握をしています。2017年10月には郡上市、2019年10月(予定)には岐阜県より本活動への感謝状を頂きました。

更新日:2019.12.26  ※記事の内容は投稿当時のものです