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輝くいのち(野草、生き物、農薬・化学肥料なしの米・野菜等)を食べて、美しい棚田を未来へつなげよう!

棚田を未来の子どもたちにつなげるために、田植え、生き物調査、稲刈りなど年間約60プログラムで、直接食べることや体験を通じて、参加者数約1000名以上に農・食・環境、生物多様性の大切さを伝えています。

兵庫県神崎郡市川町上牛尾地域には18枚の放棄田があり、本団体が2011年に実施したアンケート調査では住民88軒中農地の後継ぎは41軒という回答でした。そこで、約50名の会員、194名の応援団、約150の協力団体とともに、棚田での環境学習につながる農作業体験、生き物調査、人材育成活動を行いました。棚田保全を通じて都市と農村をつなぎ、生態系サービスの保全と利用を行い、生態系と人間が共存することを目的として活動しています。その結果、今までに約12枚棚田を再生してきました。

農作業、自然体験や野菜の収穫体験など年約60プログラムを実施したり、毎月1回程度生き物を捕まえることや観察会を行う中で野草やバッタ、カニ、サカナ、農薬・化学肥料を使っていない野菜やお米を食べていのちを感じています。また棚田エコ学園として、生き物観察会の講師やお米を育てる指導者を今まで約20名育成しました。兵庫県と連携し、つくしなどを料理して、土鍋でご飯も炊くなど子どもが自主的に料理をする子ども食堂や自主的に川や農園などで遊ぶことができる冒険の広場も開催しており、今までで自然体験活動は200回以上におよび、20000名以上が参加しています。毎回アンケートを集計し、親子や子どもたちの生の声を収集していることから活動の成果が認められ、161回メディアにも掲載してもらいました。

2月末にインドネシアのバリ島の棚田も視察に伺い、地元団体と連携し植樹も行います。

「普段、野菜嫌いな子ども、この日は食べることができ、家庭に戻ってからも、お手伝いをしたがる子どもが増えた」「絵日記まで書いた子どもや急にお手伝いをしたがる子どもも増え、主婦も野菜の量を意識しやすくなった。」「収穫がすごく楽しかった」など参加者の方からの声も多くいただいています。

更新日:2019.12.26  ※記事の内容は投稿当時のものです