たべよう
ぼくらは外来生物バスターズ
NPO法人エコパル化女沼(宮城県大崎市)
http://blog.goo.ne.jp/ecopal-hisikui
ラムサール条約登録湿地化女沼の環境保全活動を行っています。またワイズユースとして、大崎市を中心とした子どもたちのために、「里地里山探検隊」を年9回開催しています。また、子どもたちともに「外来生物バスターズ」として活動しています。
2008年10月30日にラムサール条約登録湿地に指定された化女沼の保全のために、NPO法人エコパル化女沼を2009年7月23日に設立しました。活動内容は、化女沼の環境調査や環境保全です。またワイズユースとして、自然の中で遊ぶ機会が少なくなった子どもたちのために、自然の不思議や生きもののたくましさを気付かせ、子どもたちの五感をくすぐる「里地里山探検隊」を年9回開催しています。
「里地里山探検隊」では、化女沼の四季に応じた里地里山の自然体験(山菜・野草採り、ホタル観察、外来魚撲滅大作戦、ヒシの実・ハスの実採り、昆虫採集、キノコ・木の実採り、渡り鳥のねぐら入り・飛び立ち等)を子どもたちに楽しんでもらっています。里地里山探検隊の子どもたちは、自然の中の小さな生きものの姿を見るために喜々としています。土の中から得体の知れない虫がモゾモゾとたくさん出て来たり、カタツムリがキノコを食べていたり、カナベビが猛スピードで逃げ出したり、ヘビが首を持ち上げていたり,みんな大騒ぎになります。山菜・野草は揚げて天ぷらに、ヒシの実は煮て、キノコはお吸い物にして、子どもたちに食べてもらっています。探検隊の活動を通して、小さな昆虫や魚、植物を通じて、命の大切さを伝えていきたいと考えています。
「外来生物バスターズ」では、外来生物を駆除し、日本の原風景を守りたいと考えています。夏には、里地里山探検隊の活動の一貫で、化女沼のオオクチバスやブルーギルを捕獲して、退治してもらっています。9月には、大崎市立古川第四小学校が、ススキの成長を妨げているセイタカアワダチソウを駆除する活動を手伝ってくれます。10月には、大崎市立古川北中学校が、在来魚等を育てているビオトーブ周辺に在来の植物を植えて、日本の原風景を取り戻したいと考えています。子どもたちのできることは、わずかかもしれませんが、息の長い活動を通じて、日本の原風景を守る活動を続けていきたいと思います。
更新日:2017.12.27 ※記事の内容は投稿当時のものです