たべよう ふれよう つたえよう まもろう えらぼう
スローな夕食会
NPO法人森の都研究所(兵庫県丹波市)
http://ameblo.jp/forestcity/theme-10011817336.html
カフェに様々な里山のモノを持ち込み、主催者とお客さんが一緒に、里山の新たな魅力を発見する夕食会。和のハーブ菓子づくり、スーツでキノコの菌打ちなど、五感をひらき都市生活に里山を取り込むことを試みます。
カフェに様々な里山の旬を持ち込み、お客さんと主催者が一緒になって五感を使って季節感を楽しむ交流イベントです。毎月1回のペースで開催し、無農薬野菜の晩ごはんやフェアトレードのドリンク類を楽しみながら、旬に触れ、試し、考え、新しい里山文化 を創造することを目指しています。
2時間の開催時間のうち、前半1時間はカフェが用意した旬の野菜たっぷりの晩ごはんを味わい楽しみながらお客さん同士が交流する時間とし、後半1時間は季節を楽しむワークショップやスライドトークの時間としています。
これまでのワークショップでは、都市のカフェ空間に居ながらでも五感豊かに里山を楽しめる、という様々なアイデアを提案してきました。最もカフェらしい味覚や嗅覚の企画としては、旬の畑作物、山菜、キノコ、和のハーブを取りあげ、カキドオシ、ドクダミ、クロモジ、柿の葉茶など和の野草茶類からオリジナルブレンドティーをつくる試飲会や、和の山菜と外来野草の食べ比べ、和のハーブスイーツ試食会などを催しお客さんが試作試食してカフェに里山メニューを逆提案する、という企画を複数回開催し人気を博しました。
視覚的な楽しみとしては、ほぼ毎回丹波の里山写真スライドを旬の話題として扱います。主催者とカフェのお客さんが一緒に作品を持ち寄る里山写真展や、同じく持ち寄りで実物キノコやキノコアクセサリーを並べながらキノコ料理を食べるキノコバーティーなども開催しました。また、職場帰りのスーツ姿でノコギリや電動ドリルを持ってキノコの原木菌打ち(テーブルキノコづくり)に挑戦する触覚的な企画や、畳に座って木の実や小枝のクリスマスリースを創る企画、あるいは聴覚的な楽しみとして間伐竹で打楽器や音楽イベント用の竹燭台をつくる企画などを実施しています。
都市生活の中へ五感豊かに里山を取り込む工夫を、生活者自身が試行錯誤することをテーマに開催し続けています。
更新日:2013.12.12 ※記事の内容は投稿当時のものです