たべよう
愉しく美味しく旬を食べる旬を遊ぶ
やまんば能登を喰らう(石川県鳳珠郡穴水町大町)
https://www.facebook.com/yamanba.noto
山菜アドバイザーの谷口は能登のやまんばと言われる植物研究と山菜料理の達人です。娘の角も共に山菜アドバイザーとなり、それまでライフワークとしてきた環境教育と地域おこしを山菜という切り口で発信しています。
能登には生物多様性により200種類の山菜のジャンルになる植物が自生しています。谷口の研究してきた旬の山菜を採り料理する教室は、人気がありあちこちに呼ばれています。今、失われつつある伝統食を伝える意味あいや、食育の観点でも山菜文化が大きな役割を持ちます。
救荒植物を研究し食べやすく料理する知恵を伝えています。食だけではありません。蔓かご、リース、クラフトもとことん里山を楽しむためのアクションです。毒のあるものや食べられるものを知ることは、季節の山菜を伝える入り口となっています。旬を頂くことで免疫力がアップして元気になるのは身体だけでない心もともに癒されること。自然の中で食を頂く時に先人たちの知恵を学ぶことも多いのです。
谷口の山菜料理は能登の食文化の発信とも結びついてフランス料理、イタリア料理、農家民宿等の持続可能な経済のヒントとなって役立っています。本の出版と同時に始めたFacebookページの情報でも全国への山菜文化を発信することが出来ていると思います。
更新日:2015.12.01 ※記事の内容は投稿当時のものです