えらぼう たべよう
段ボールコンポストを使って、地球に優しくなろう♪
地球らぶ(東京都)
段ボールコンポストを使い、生ゴミ焼却エネルギーの負担軽減を目指すと共に、コンポストから出来た肥料で野菜・植物を育てています。自然や生命の大切さを再認識する活動をしています。
1年前から段ボールコンポスト生活を始めました。来月で約丸1年になりますが、可燃ゴミを出す量が、今までの1/3に減りました。初めは、インターネットで購入した段ボールコンポストを使用していましたが、様々調べてみると、自宅の土を利用している方、段ボールを使う代わりに、植木鉢をコンポスト代わりにしている方、米ぬかのみを使用して分解を進めている方など、身近なものを利用してコンポスト生活が出来ることがわかりました。
私は今、3つ目のコンポストを使っています。2つ目以降は、自宅にある段ボールを使用しています。段ボールの内側四方に新聞紙を貼り付けます。段ボールの底にも、多めに新聞紙を敷きます。この中に、二重にした洗濯ネットを入れ、内側の洗濯ネットにコンポスト基材を入れ、生ごみを投入していきます。虫が入るのを防ぐ為、段ボールの蓋は、新聞紙の四隅をテープで貼った蓋を作ります。これを、100円ショップで購入した羽毛布団保管カバーで包んだものが、上の写真です。床にじかに置くと蒸れる為、空気の通り道を作る様に、100円ショップで購入した台置きの上に載せています。
コンポストの分解期限が来て肥料になったものを、家庭菜園の植物に蒔いてみた所、植物の育ちが格段に違うのが分かります。また、コンポストの中で分解されなかった種が発芽しました。トマトの苗5本は実を付け、スーパーで購入した野菜では、味わうことの出来ない、無農薬で、自然な、植物本来の甘さと濃厚さを楽しみました。改めて、自然のパワーと偉大さを実感しています。
自分の手で育ててみて、改めて、生命に対する『いただきます』、育てて下さった農家の皆さんのご苦労に対する『いただきます』を、しみじみ実感する昨今です。
今年は、パプリカの種が分解されずに発芽して、今、実を付けました。(これが、二段目の写真です。)インターネットで育て方を調べ、試行錯誤しながら家庭菜園も続行中です。段ボールコンポストのおもしろさは、生ごみを減らしてくれるだけでなく、肥料として蒔いた後に発芽すると、「今度は何の植物か?」と楽しみながら育てられる点です。
今は、生ごみを捨てるなんてもったいないことは、とても考えられません。日本中の皆さんがコンポスト生活を始められたら、生ゴミ焼却エネルギー軽減、CO2削減、など、次世代に続く地球環境が、今よりずっと良くなることにつながると確信しています。一歩でも地球に優しい活動をする方々が増えて欲しいと、強く願っています。
*最後に。コンポスト基材にする材料については、環境問題につながるものもありますので、インターネット等で充分情報収集して、日本だけでなく、世界の事にも目を向けたやり方の必要性を感じています。
更新日:2014.01.06 ※記事の内容は投稿当時のものです