えらぼう
里山の資源と地域特産とのコラボ
里山オオムラサキの森を守る会(東京都)
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群馬県大間々市塩沢の里山「通称ぞおっきの森」の保全を続けています。その継続的活動資金のため、オオムラサキの恵みと地域特産品の桐生絹製品を融合させたものづくりをしています。
群馬県みどり市大間々にある里山は、ゴルフ場開発反対から20年近く守りぬいて来ましたが、高齢化と資金不足から3年前に解散し、その後に東京のNPOオオムラサキを荒川の大空に飛ばす会の有志が保全活動に入ることになりました。
その間、里山内の自然環境ならびに地元の人たちと交流を続けながら、これまで20年近く守り抜いてきた「ぞおっきの森」を再び地域の人たちが主体となって保全する道筋を構築する方法を考えていました。
先ず、先立つものは活動資金です。里山オオムラサキの森を守る会はNPOの有志からの寄付金で3年間活動を継続できました。これからも継続的に保全活動して行くためには、地域の特産品と里山の恵みを活かしたものづくりが必要だと考えました。そこで、地域の特産品と里山の恵みを取り入れた製品を作成し、下町あらかわ手づくり市で販売しました。約6万円強を売上げ、生産者と購入者双方から喜んでいただくことができました。また、その売上金の一部を里山保全の活動資金にご寄付いただきました。
この試みは里山を守るだけでなく、自立したものづくりと資金づくりの仕組みを築いていける愉しみな活動となっています。
更新日:2014.01.06 ※記事の内容は投稿当時のものです