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まもろう 

ミツバチと森をつくる会

ビーフォレスト・クラブ

http://bee.agriart.info/?page_id=2

激減する日本ミツバチの棲み家となる巣箱を作って森に設置し、豊かな森の再生活動を行っています。自然養蜂観察会やセミナーで、受粉昆虫の役割と自然界の生命の循環、農産物との関係や自然観を幅広い世代に伝えています。

太古の昔から日本列島には、野生の日本ミツバチを代表とするポリネーター(授粉昆虫)が森に棲んでいます。日本ミツバチは、豊かな森をつくり、森はドングリなどの木の実で動物を養います。そして、森は、川や海を豊かにして現在の日本の農業、漁業、生活環境、伝統文化の基盤をつくってきました。近年、その森と日本ミツバチが激減しています。

その主な原因の一つは、杉やヒノキの大造林や、土地開発などによって広葉樹の自然林が30%以下と激減し、ミツバチの生息地が無くなってきています。ほかにも、自然林の減少と共に、ミツバチの棲み家となる洞のある木も少なくなっています。また、明治以降、養蜂を目的としてアメリカから移入された西洋ミツバチに蜜源植物を奪われ生息地も追いやられています。もし、日本ミツバチがいなくなったら、多くの草木の授粉率が下がり、森の生態系が壊れ、野菜や果物などの農作物も激減し、生活基盤も崩れていきます。

当クラブは、このような日本ミツバチの現状を考慮し、日本ミツバチの棲み家の減少に着目して、巣箱を製作して、地権者の許可を得た森(BeeForest)に設置して営巣環境を整える活動を行っています。それによって、生息密度を高めます。日本ミツバチが増えると、森の草木の授粉率が高くなってたくさんの木の実が成り、広葉樹の豊かな森が増え、動物たちが里に下ることがなくなります。また、露地栽培の野菜や果物などの農作物の生産に大きな貢献が出来ると考えます。

そして、まだまだ知られていない日本ミツバチの存在とその生態や役割の重要性を伝えるために〈ミツバチ〉と〈森〉と〈ひと〉の繋がりをテーマに「自然養蜂観察会」「ビーフォレストセミナー」「巣箱制作ワークショップ」などのBeeForest活動を行っています。また、海外に向けてもミツバチ大量死の問題に対して農薬の問題だけでは無く「ミツバチが森をつくる」生態系と農業の共存を広く伝えていきます。