まもろう ふれよう つたえよう
豊かな風土を未来の子供たちに伝えるための植樹活動
NPO法人どんぐり1000年の森をつくる会(宮崎県都城市)
豊かな風土づくりくりに取り組むためにどんぐり(広葉樹の総称)を拾い、それを育てて、大淀川流域の国有林に植樹する活動で、現在18ヶ所、59haに14万4千本の植樹を行いました。
宮崎県の風土を守り、大淀川(宮崎県を流れる1級河川)の水質向上に取組むために、流域の山々を昔のような広葉樹の森にする活動です。
どんぐりを拾い、それを植えて、育てて、1m位に成長した木を、80年契約で借りた国有林などに植樹しています。
平成8年に会を発足して以来、毎年植樹会を開催しています。山に植える木は、「株主」という木のオーナーがおり、1株500円の協力を得ています。
山に植えた木は5年間草刈りなどの管理をして、あとは自然林に近い状態で管理し、「切らない森」をつくっています。
また、市街地に近いところに、「どんぐり村〜こども自然塾」を整備し、子どもたちが身近に森に行き、森での遊びができる場所として一般に開放しています。
そこでは、毎週末、自然素材を使った工作指導もしています。夏休みなどには、キャンプ事業や環境教室、ネイチャーゲーム、ツリークライミングなども開催し、子どもたちに「生きる力を育む」体験活動を行っています。
更新日:2014.11.19 ※記事の内容は投稿当時のものです