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生物多様性アクション大賞2019 審査結果
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パワーアップ地域ワークショップ in 宮城のお知らせ
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まもろう 

福島潟の自然を守り、伝えよう

特定非営利活動法人ねっとわーく福島潟(新潟県新潟市)

http://fukusimagata.stars.ne.jp/

当会は1997年の会発足時から、福島潟の豊かな生態系を未来に残すため、自然や生きものの調査や保全・再生・普及活動を行ってきました。今回の応募は、これらの活動を紹介するものです。

福島潟自然学習園への動植物の導入・植栽ならびに生きもの豊かな水辺環境づくりを続けています。1998年から現在まで、絶滅危惧植物水生植物約25種以上が定着しました。オオヒシクイの食草マコモの植栽事業は、市民参加で1999年から2015年まで毎年実施しています。学習園での観察会1999年4月に始まり、現在まで200回以上開催されました。

旧豊栄市全域の自然度調査ではヘイケボタル、タンポポ、トノサマガエルの分布について調べました。福島潟流入河川の自然環境調査では、魚類・植物・水質について調べます。1997年~現在まで年1回以上実施され、希少魚類(ウケクチウグイ・スナヤツメなど)や植物(ヤナギタンポポ、タコノアシ、ミズオオバコなど)が保護定着しました。

潟先案内人養成講座は、1998年度7回、01~02年度7回開催されました。講演会またはシンポジウムと交流集会は、1997年~2014年度まで毎年1回開催。学校のビオトープづくりにも協力しています。1999年~現在までに、太田小、葛塚小、豊栄高校などで実施しました。オオヒシクイの越冬行動調査は、毎年10~2月の5ヵ月で取り組み1998年~現在まで継続しています。

2000年度には、ビデオ「オオヒシクイを待つ人々」の制作と各小学校への配布が実現しました。その他にも、「福島潟生きものカルター植物・水生動物・昆虫・鳥獣編」の制作と各小学校への配布、会報(会設立から現在まで56号)と活動報告集(1998年~現在まで16号)の発行、各種出版物・成果物の制作と配布(会のリーフレット、ようこそ福島潟へ、福島潟の植物300種、福島潟生きものカルタ・4部作、出前授業・潟案内実践集、福島潟生き物カレンダー)、の実績があります。また、2008年~現在まで潟舟の製作と活用を進めてきました。制作に関わった人数のべ100人、潟舟案内のべ6000人です。

更新日:2015.12.01  ※記事の内容は投稿当時のものです