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KESエコロジカルネットワークプロジェクト

KESエコロジカルネットワーク

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京都市内の環境マネジメントシステム「KES」登録事業者94社(96事業所)によって、京都市生物多様性プランに基づき、自社の主体的な環境活動として京都の文化にゆかりのある希少植物の育成を行っています。

2014年度、京都の文化にゆかりのある希少在来種として、葵祭に使われる「フタバアオイ」と源氏物語にも登場する「フジバカマ」の2種の育成を、京都駅周辺のKES登録事業者18事業所でスタートしました。この取り組みについては、秋に毎年梅小路公園で開催される「藤袴と和の花展」のパネル展示で紹介しました。また、参加団体がフジバカマに渡りをする蝶「アサギマダラ」が飛来したことをWEB上で紹介するということもありました。フタバアオイは、葵祭に先立ち参加企業で育成した株を上賀茂神社へ奉納できました。

2年目の今年度は京都市内全域を対象とし、育成種も祇園祭の鉾町で飾られる「ヒオウギ」と東山の地名から名付けられた「キクタニギク」を合わせて4種としたところ、94社(96事業所)が参加しています。これらの参加企業・団体は、事前に生物多様性に関する講義を含めた説明会や、育成講習会に参加しています。また、今年はヒオウギについて祇園祭の会場で紹介しました。

このように、各社の取り組みが京都市全体での意義として捉えられるようにしており、京都市の「京の生きもの・文化協働再生プロジェクト」にも認定されています。今後は、各社が緑化で生物多様性に配慮したり、京都市内やその周辺で生物多様性保全活動への参加を広げるなど、生物の生息環境および活動のネットワーク化を目指しています。

なお、このプロジェクトでは、KESの審査登録を行うNPO法人KES環境機構、これまで「和の花」の育成活動を進めてきた公益財団法人京都市都市緑化協会、京都駅ビルに生物多様性保全のための施設「緑水歩廊」を持つ京都駅ビル開発株式会社、京都市の担当部署である京都市環境政策局環境管理課、市民・事業者・行政のパートナーシップ組織である京のアジェンダ21フォーラムが推進役を果たし、フタバアオイについては、NPO法人葵プロジェクトの協力を得て進めています。