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よみがえれ!駒生川

駒生川に魚道をつくる会

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河川改修によってたくさんのダムが造られた川に、再び魚を遡上させたい。そんな思いを持つ住民の手で、魚道が作られました。その結果、今では再び魚の姿が見られます。私たちは、川の自然再生に取り組んでいます。

美幌町駒生川は、昭和50年代に行われた河川改修によって多数の落差工と呼ばれるダムが建設され、魚が全く遡上できない川になってしまいました。近年、そのような状況を改善するために、「駒生川に魚道をつくる会」が結成され、関連機関や団体と連携して、住民の参加による手作りの魚道が7基作られました。

これら7基の手作り魚道の作成には、地域住民はもちろん、行政関係者、大学生など様々な方が参加しました。また、魚道には、いくつかの工夫も施しました。まず、丸太や畑から取り除かれた石など、地域にある材料を利用して落差を軽減させました。次に、石をつけた斜路を設置し、多様な流れを生み出すことで、ドジョウやカジカなどの泳ぎが不得意な魚でも段差を越えられるように工夫しました。もちろん、身近な材料を使用することで、魚道作成に必要な経費を大幅に減らすこともできました。

こうした努力と工夫によって、今では、たくさんの魚の遡上が可能になりました。そして、魚が遡上した現在も活動を継続し、魚道の整備と魚類相のモニタリングを続けています。また、川に隣接する森に暮らす様々な生きものについても調査を開始し、手作り魚道によって取り戻された自然の姿を記録しています。もちろん、学習会や観察会も定期的に実施し、自己学習と地域住民への普及啓蒙にも努めています。