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まもろう 

中小企業連携で進める生物多様性保全の取り組み

湖南 企業いきもの応援団

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地域の企業12社が行政・研究機関と連携して、身近な河川「狼川」の6ヵ所の水質と生きもの調査を年4回実施しています。調査結果は報告書にまとめ、参加企業や行政、関係機関、研究者と共有しています。

滋賀経済同友会では2009年に「琵琶湖いきものイニシアチブ~生物多様性の恵み豊かな社会を未来に引き継ぐために~」を発表し、滋賀の経済人として、「企業の持続可能な経済活動」と「地域の自然再生への貢献」を両輪とした活動の展開を宣言し、2010年のCOP10・公開フォーラムで取り組みを発表しました。経営者自らが活動の先頭に立つことを求めています。

この宣言に賛同した湖南地域に立地する企業12社が「湖南 企業いきもの応援団」を組織。地元の「狼川」を環境調査のフィールドとし、企業活動の一環としてその健全性を監視する役割を果たしていくこととしました。

活動にあたって、1)「参画のしやすさ」、2)「企業の環境教育としての質の高さ」、3)「正確なデータの継続的な取得」の3点を考慮しました。企業ネットワークを通じた役割分担による一社あたりの負担(コスト、マンパワー)の軽減により、継続的な調査が可能になりました。また、情報の共有や異業種・他企業との交流が図れるメリットを活かし、行政や研究機関と連携し、地域と協働したまちづくりに貢献しようと活動しています。

調査は、狼川の上流から下流に6つの定点観測ポイントを設け、定期的に調査活動しています。また、草津市役所環境課や滋賀県立琵琶湖博物館と連携し、草津市の「草津市の自然と人との共生を進める施策の推進計画」に基づき調査に職員が参画すると共に、滋賀県立琵琶湖博物館の「市民との協働の推進事業」の一環として調査に学芸員が協力し、魚類や底生動物の同定や水質データの検証などを行っています。

2015年度で活動開始から6年目となり、これまでに23回の調査を行い、のべ481名が参加しました。取得したデータは2年毎に「活動報告」としてまとめ、草津市、琵琶湖博物館はじめ関係機関、研究者などに報告し情報共有を図っています。このデータを活用した、狼川からの地域まちづくりも視野に入れています。

<参加団体>
・日本観光開発(株)
・中山倉庫(株)
・郷インテックス(株)
・(株)きんでん
・滋賀中央信用金庫
・日本ガラストロニクス(株)
・淺野運輸倉庫(株)
・草津電機(株)
・滋賀銀行
・(株)藤田
・パナソニック(株)アプライアンス社
・イサム塗料(株)
・滋賀経済同友会事務局
・草津市環境経済部環境課
・滋賀県立琵琶湖博物館