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守れ!イチモンジタナゴ!!プロジェクト

京都市動物園

http://www5.city.kyoto.jp/zoo/

絶滅が危惧されているイチモンジタナゴを守るため、市民とともに活動を行っています。本種の勉強や観察をはじめ、環境について学び、生物調査や外来生物駆除、来園者に対する啓発などを行っています。

イチモンジタナゴは元々琵琶湖水系では普通に見られた身近な魚でしたが、現在は数が減ってしまい絶滅の危機に瀕しています。京都府のカテゴリーでも絶滅寸前種に指定されています。本園のすぐ隣にある平安神宮の池ではこのイチモンジタナゴが生息しており、同じ琵琶湖疏水の水を利用している施設として、本種の保護・保全に関わっていくためイチモンジタナゴの飼育展示を開始しました。動物園という市民が多く利用する施設であることから、職員だけではなく市民と一緒に活動するプロジェクトを立ち上げました。メンバーは市民を対象に約20名を募集し、現在23名です。特に本園の近隣住民枠を設けたのは今までにない試みでした。実際、近隣住民の参加が3割ほどです。

今期の活動期間は2016年1月から9月で、活動回数は月に1回、3か月ごとに区切り3期に分けています。初めての試みで、第1期は定員割れしたが、春休み期間中に一般来園者とともに行った講演会をきっかけに、第2期の応募者は抽選となり、第3期は第2期のメンバー全てが継続し、新規受付なしで活動しています。プロジェクトの目的を説明し、イチモンジタナゴについての勉強から始まり、大型繁殖水槽の立ち上げ、園内の池の環境を知ったうえで外来生物を駆除したり、園内の池と同じ水系の川へ生物調査に行ったり、平安神宮の池に見学へ行き、話を伺ったりしています。

春休み期間中には琵琶湖博物館より講師を招き、園内で一般来園者とともに講演会を開くなどして、広く知ってもらうための活動も行いました。講演会を知らずに来園していた方の中で、この活動を知り追加募集に応募してくれた方もいます。活動期間はイチモンジタナゴの繁殖期前後とし、今期は9月が最後ですが、これまでの成果として来園者に本活動を知ってもらうための掲示物つくりを行う予定です。なお、掲示板も活動の中でメンバーとともに製作しました。