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下田の杜の保全・管理・お楽しみ

下田の杜里山協議会

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下田の杜では美しい景観と多様な動植物とのふれあい、地域の歴史や里山文化とのふれあい、自然を守り伝える人々とのふれあい、この3つをテーマとして地域住民が地域の自然を守り、楽しむ活動を行っています。

千葉県柏市にある下田の杜は住宅街の中に残された小さな谷津です。その面積は5.4haと小さいものですが、地域住民を中心としたメンバーが田んぼや畑での活動、環境学習、歴史のお勉強と多岐にわたる活動を行っており、活動を通して様々なことを体験したり、学んだりしています。

下田の杜は、水田のある谷津部分と隣接する常緑樹や落葉樹の斜面林や台地で構成された里山で、一年を通じて水が湧き、水と緑が美しい里山景観を作り出しています。こうした環境が多様な種の棲息を支え、草本類230種以上、木本類170種以上、鳥類約60種、トンボ類約25種、チョウ類約45種が確認されるなど、コンパクトながらも豊かな生態系を形成しています。

下田の杜の周りには色々な史跡が残されています。応仁・文明の乱があった頃には関東でも戦が続き、下田の杜の周辺で戦われた合戦もあります(1478年の境根(酒井根)ケ原の合戦)。江戸時代になって「軍馬」を生産するために作った「小金牧」の馬よけの「野馬土手(堀)」も下田の杜の中に200m余り保全されています。また、残された古民家や木小屋・農耕具から先人が育んだ自然との共生の知恵を「暮らしの知恵体験」として学ぶことができます。水田や畑ではこれらの農機具を実際に使った農耕体験ができ、人間と自然の関わりを実体験として学ぶことができます。

下田の杜は、柏市の生きもの多様性プラン(生物多様性地域戦略)で“生きもの多様性重要地区”にも指定されている市街地に残された貴重な緑地です。この大事な自然を守るために動植物の生育状況調査を行い、野草等の保全、外来種の除去など適切な環境を維持増進するよう努めています。また「見る」「触る」「探す」など「自然に触れる体験」を通して子ども達関心を引出し、感受性を高める環境教育プログラムを周辺小学校と連携して展開しています。