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ソニーの森(在来種)の樹木による苗木を育てる

ソニーイーエムシーエス株式会社幸田サイト

http://www.sonyemcs.co.jp/

1972年に山を削って工業団地が造成されました。社員は早く育つ樹木を植えましたが、大きな台風で社員が植えた木々が倒れたことがきっかけとなり、「フクロウの棲む森づくり」や「在来種の苗木を育てる活動」が始まりました。

1972年に山を削って工業団地が造成されました。社員は赤茶けた大地に緑を増やそうと社員の手で成長の早いフサアカシアやユーカリを要所に植えました。当時は「とにかく緑を増やす」ことが先決で、最良の判断だと考えていました。
ある年に大きな台風が通過し、社員が植えた木々は倒れてしまいました。このような苦い経験を通じてこのような気づきを得ました。

1. 手早く緑を回復しようという取組みでは真の自然回復につながらないこと。何年もかけてゆっくり形成されるものであり、手早く緑を増やすという傲慢な考えは自然界のバランスを壊すことになりかねないこと。

2. 外来種やその土地の固有種でない植物は育ちづらく、本来その土地に生息していないということは、その土地に合っていないということで、幹や根の成長にも影響すること。

3. 常緑樹を主体にすると単調な自然になってしまうこと。

自然な形の里山には多種多様な樹木があって虫や動物も棲みやすい環境になっています。ここから森の整備が始まりました。まず、社員に興味を持ってもらうため、山の中に遊歩道や子ども向けのアスレチックや展望台をつくりました。そして、フクロウの棲む森は生態系が豊かな森と定義づけ、フクロウの餌、飛ぶ空間など環境整備を進めました。

次に、造成前からある山のドングリから苗木を育てようと、社員とその家族でドングリを拾いポットに植え育てています。2014年度は、社員だけでなく、他の企業や公共団体にも加わっていただき、役割分担をして継続できるような活動に発展しています。