まもろう つたえよう
フォーラムの活動
東京湾再生官民連携フォーラム(東京都港区)
平成25年11月23日に、東京湾の環境を再生するため、官・民の様々な立場の人々が集い、共に考え、連携して活動する場として、「東京湾再生官民連携フォーラム」を設立しました。
東京湾再生官民連携フォーラムの日々の活動では、5つのプロジェクトチーム(以下、PT)による活動が行われています。これらの活動はいずれも東京湾を21世紀の日本社会にとって大きな意味を持ち、次世代にとってもより良いものにする努力を官・民の境を越えて行っています。
「生き物生息場つくりPT」は、多様な関係者が連携し、生きものの生息場を創出するアイディアを提案していきます。そのため、干潟生物観察会などの勉強会も実施しています。
「指標検討PT」は、東京湾再生に向けた様々な目標を達成するための多様な主体による活動の成果を適切に評価できる指標を、多様な関係者と協議し、検討しています。
「モニタリング推進PT」は、東京湾の現状を把握し、その変化の傾向や変化の機構を探ることが重要で、モニタリングの実施及び成果についての普及、啓発を推進しています。「東京湾における流域および海域の環境一斉調査(旧称:東京湾水質一斉調査)」(以下、一斉調査)に参加協力し、これらの活動を通じて、東京湾からの恵みを理解し感謝しつつ、市民、湾岸住民、生活者が共有し、東京湾をまもり、新しい東京湾へと育てていく活動に取り組んでいます。
「江戸前ブランド育成PT」は、多くの魚介類が獲れる東京湾の魅力を、「江戸前」という言葉に乗せて、加工品や料理の魅力を具体的に味わうことのできる東京湾として発信し、「江戸前の魚」を通して検証し、この海のあるべき姿を追求しています。
「東京湾大感謝祭PT」は、東京湾に触れあい、学び、楽しみながら、環境について学ぶ機会を提供し、もっと東京湾を背後地を含めた生活者に認識してもらう活動です。
東京湾の恩恵を受けながら首都圏で暮らすことの意味と東京湾が持つ課題は、今後の10年の取り組みが重要です。私たちのプロジェクトの政策提案をめざして、活動を積み重ねています。
更新日:2014.11.14 ※記事の内容は投稿当時のものです