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滋賀・琵琶湖の伝統食作り

アイキッズ~エコアイディアキッズびわ湖〜

http://blog.canpan.info/i_kids/

子どもたちが、滋賀県の伝統食づくりを通して、琵琶湖の恵みに気づき、郷土に愛着や誇りを持つことをねらいにしています。また、人と人とのつながりを大切にして、新たな食文化の創造にも挑戦しています。

世界で3番目に古い琵琶湖は、固有種の宝庫です。滋賀県には、固有種に支えられた独特の「琵琶湖の湖魚食文化」が形成されてきました。子どもたちは、伝統食づくりを通して、ふるさとの食文化について学び、食材を生むふるさとの豊かな環境に愛着や誇りを深めています。 子どもたちは、滋賀県の5つの食文化財(「湖魚のなれずし」、「湖魚の佃煮」、「アメノイオご飯」、「丁稚羊羹」、「日野菜漬」)をはじめ様々な伝統食にチャレンジしてきました。食材を手に入れるところから体験が始まります。漁師さんと琵琶湖へ漁に出て魚や貝を捕ったり、農夫さんと田畑で米や野菜を収穫したりしてきました。また、調味料も昔ながらの製法の地元の醤油蔵や酒蔵等を訪ねて手に入れます。そして、必ず現地で生産者の方から食に対する想いを聞きます。伝統食づくりの先生は、地元のお年寄りや郷土料理研究家、時には漁師さんや農夫さんであったりします。子どもたちは、様々な人との出会いを通して、伝統食には、食材と風土を上手に生かした先人の知恵が詰まっていることに気づいていきます。

最も有名な「フナのなれずし」には、春、琵琶湖で大量に捕れるニゴロブナを冬まで貯蔵し、おいしくいただく工夫があります。子どもたちは、ニゴロブナ以外にも、コイ、ブラックバスなど10種の湖魚の「なれずし」に挑戦しました。子どもたちは、1年間の活動のまとめとして、お世話になった方々を招待して、いろいろな湖魚の「なれずし」を振舞い、伝統食の良さを伝えると共に日頃の感謝の気持ちを表しました。さらに今年は、「なれずし」の製法を使って近江牛をはじめ、地元産の豚肉、鳥肉、鹿肉、猪肉の「なれずし」にも挑戦し、伝統食の良さを生かしながら、新たな料理も考案しています。 「琵琶湖の湖魚食文化」を後世に引き継ぐためには、人と人とのつながりや生物多様性の確保は欠かせません。そのために何をすべきかを子どもたちが学んでいます。