ふれよう
育て!いしかりUMIBEっ子
NPO法人いしかり海辺ファンクラブ(北海道石狩市)
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石狩海岸を大好きになって、海辺遊びのマナーを学び、生きものや草木を大切に思う子どもたちを育てる活動です。自然観察や海遊びなどの自然体験活動を実施。また、海辺が直面している環境問題にも目を向けています。
2016年より、「いしかりUMIBEキッズクラブ」として地元石狩市内及び近郊の市町村より小中学生を募り、年間で自然体験プログラムを実施しています。
海岸砂丘の野鳥観察とマッピングポスターづくり(2016.5)、「石狩海岸の開花植物調査体験」として海岸林から海までの帯状構造を体感(2017.6)、カニ釣りで磯遊び(2016.7)、「海辺のサバイバルキャンプ」として海遊び・キャンプ・星空観察(2016.8)、「海岸砂丘の虫さがし」として昆虫採集と観察(2016.9)、望来海岸の化石探し(2016.11)、冬の氷原のワカサギ釣り(2017.1)、冬のカシワ林ウォーク(2017.3)、「春の生き物探し」として石狩海岸最北端のエゾサンショウウオ自生地を観察(2017.5)、「砂丘でたこ揚げ」として石狩海岸の風の動きを体感(2017.5)、海岸クリーンアップ(2017.8)、「石狩川河口ナイトウォーク」としてビーチコーミング・夕日ウォッチング・星空観察(2017.8)、「海と森のつながり発見キャンプ」(2017.8)、石狩川河口で集めた流木を使ったアート作品づくり(2017.11)などを行なっています。
さらに、石狩浜海浜植物保護センターで開催される「はまなすフェスティバル」では、石狩海岸の自然をクイズでPRする(2017.6)などを自分たちの体験から学んだことを伝える活動にも取り組み始めました。なお、2017年からは、市教育委員会の協力も得て活動を行なっています。
小中学校向けには、2016年度より市や学校と連携し、「石狩浜学習プログラム」として、石狩川河口や砂丘地を歩いて海浜植物と砂丘の巧みな関係や砂丘の防災減災機能を体感する学習や、漂着物観察から浜辺のゴミ問題に目を向ける学習、砂丘植生破壊地の観察から砂丘の保全について考える学習、などを実施。取り組んだ各学校では、ポスターなどでの発表や、海岸砂丘と植生の模型作り、カルタづくりなどに取り組み、公開授業や学校祭などで発表しています。
更新日:2017.12.27 ※記事の内容は投稿当時のものです