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勝浦川流域フィールド講座

とくしま生物多様性リーダーチーム

https://www.facebook.com/biodiversity.tokushima/

勝浦川源流域から河口域までのフィールド体験を中心に、8日間で全15講義を実施。専門家から科学的知見を学び、基準を満たした優秀な修了者を、徳島県が「生物多様性リーダー」として認定します。

勝浦川流域フィールド講座は、県下22市民団体の緩やかなネットワークで形成された「生物多様性とくしま会議(以下、とくしま会議という)」で市民団体によってカリキュラム化され、市民団体が主体的に運営しています。今年で4年目になりますが、とくしま会議参加団体の代表者、大学教授、自然環境の市民エキスパートが講師となり、県民に対して講義を行なっています。とくしま会議がボトムアップで策定に寄与した「生物多様性とくしま戦略」に記載されている〈生物多様性を伝達する人材の育成〉が目的の一つとなっています。

講座は、徳島市、小松島市、勝浦町、上勝町の2市2町の各地域で開催しています。開催場所は、勝浦川源流域から河口域までの野外フィールドです。源流域の森林の構造とシカ食害、棚田の畦畔の環境と変遷、人工林の健康診断とギャップ、河川環境と生きものの繋がり、里地里山の人と昆虫の関係、河口干潟の生態系、物質循環を森との繋がりなどを、体験活動から五感で体感するカリキュラムとなっています。全15講義で構成され、8日間にわたる連続講座で、景観の違いが人々の暮らし、文化、歴史と深く関わっているといった科学的知見を、多様な講師陣から学びます。

また、講座では市民調査手法が学べるように工夫し、調査対象エリアの経年変化を計測しています。生物多様性や生態系サービスの重要性について、自然の中で五感を使って体感する、本講座のような15回連続講座は、他に類をみないと自負しています。講座の連携先は、当初の22市民団体から、大学・高専などの教育機関、徳島県環境首都課、勝浦町教育委員会、徳島県や市町村の関連施設と広がっています。

本講座の目的は、県民を対象に生物多様性や生態系サービスの大切さへの関心や理解を深め、生物多様性保全に関わる人材を育成することですが、市民団体の代表者が講師を務めることが講師の生物多様性に関する知識や伝達スキルの向上にもつながっています。