えらぼう
持続可能な社会の実現のための「フェアトレード活動」
大日本印刷株式会社(DNP)(東京都)
大日本印刷株式会社(DNP)は、途上国の生物多様性や生産者の人権に配慮した国際フェアトレード認証コーヒーを、社内の応接室やカフェに採用しています。これまでに、90万杯を越えるコーヒーを販売しました。また、フェアトレードについて、社内外の人たちに知ってもらう活動にも力を入れています。
2006年に国際フェアトレード認証コーヒーの提供を社内の応接室およびカフェで開始しました。2つのビルから始めましたが、現在では、6つのビル内の計14ヶ所で提供しています。なかでも、グループ会社である、「株式会社DNPファシリティサービス」が直営する2ヶ所のカフェでは、ドリップコーヒーに加え、エスプレッソベースのコーヒーも国際フェアトレード認証のものを使用しています。 また、応接室やカフェで使用するコースターも、フェアトレード活動を紹介するものに変更しました。コーヒーを飲むだけでなく、知ってもらう場としてもこれらの場所を活用しています。
また、応接室等を使わない社員もフェアトレードについて知り、体験できる機会を設けるため、全国の社員食堂でフェアトレードキャンペーン企画(毎年5月)を続けており、2016年は国際フェアトレード認証ゴマを使用したメニューを提供するほか、認証アイスクリームの試食会も行いました。他にも、全国の社員が集う総合体育祭で、国際フェアトレード認証ボールを使用しています。社内だけでなく社外に向けた活動も展開しています。2013年には、「国際協力NGOわかちあいプロジェクト」と共同で、日本初のフェアトレード認証マカロンを企画しました。アフリカ・マラウイ産の国際フェアトレード認証シュガーを使用。現在では、大学のフェアトレードサークルが大学祭で販売するなど、フェアトレードの普及イベント等で活用されています。
他にも、オリジナルキャラクター「DNPenguin」のグッズとして、国際フェアトレード認証コットンを使ったバッグやブックカバーをインドにて製造、社内外に販売しました。ブックカバーは、2015年の株主総会のお土産として株主への配布も行いました。
更新日:2016.12.21 ※記事の内容は投稿当時のものです