つたえよう
外来種的日本地図から見えてくる生態系の今
外来種測量隊(福岡県久留米市)
外来種的日本地図と称し、現在日本に定着している多種多様な外来種(主に魚類)を捕獲し、発表や展示等の活動を行い、少しでも多くの方々に外来種問題に興味を持ってもらうための活動をしています。
外来種問題の解決には、外来種に注目が集まることが不可欠だと思います。そのため、より多くの方が外来種に興味を持きっかけになることを目的に活動しています。
捕獲においては、国内1都1府11県にて捕獲調査を行った他、中国やベトナム等の近隣諸国の外来種事情を調べにも行きました。各地で実際に外来種の生きものを捕獲し、見てきたことを中心に、自分なりに外来種問題を考えた考察も踏まえて、河川愛護活動発表会や高校の文化祭等の機会に発表しています。
また、特定外来生物以外の外来種は可能であれば生体を持ち帰り、筑後川防災施設くるめウスや高校の生物部に提供し展示もしています。現在は、筑後川新聞に掲載予定の外来種に関する記事を制作中です。他にも、外来種の本来の目的を伝えるために、捕獲したウシガエルやテラピア、バス等の外来種を食べる企画も行っております。
更新日:2015.12.01 ※記事の内容は投稿当時のものです