2018.12.18  今日の二十四節気 12.07 - 12.21 大雪 七十二候 12.17 - 12.21 第63侯 鮭群がる(さけ、むらがる)
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つたえよう 

富士山麓ロードキル撲滅プロジェクト

山梨県立吉田高等学校放送部×富士山アウトドアミュージアム

https://www.facebook.com/fom3776

富士山麓で行っているロードキル撲滅へのアクションを地元高校生たちと実施しています。高校生の視点から動画作品や通報用名刺カード、ラジオCMなどを製作し、地域ぐるみで注意喚起のアクションを行っています。

コラボレーションのきっかけは、富士山アウトドアミュージアムを取り上げていただいたニュース番組の特集でした。たまたま番組をご覧いただいた富士吉田高校放送部の顧問の先生から問い合わせをいただき、ロードキルを題材にした映像作品の制作が始まりました。高校生たちにロードキルの現状を話し、現場などを共に見に行って作品を作り上げました。活動は、2015年から現在までの2年間行っています。

一年目は『Voice of Animals』という作品を作成。限られた写真の枚数を組み合わせて一つの作品にするというもので、山梨県芸術文化祭のオーディオピクチャー部門に出展しました。結果は3位。この結果に高校生たちは悔し涙を流していました。「これは私たちの目指していた場所ではない」と。彼女たちは、より多くの人たちに自分たちの作品を通して一人でも多くの人にロードキルという社会問題を知ってほしいと思って行動、「高校生の自分たちにしかできないことは何か?」これをずっと問うてきました。そして、リベンジの2年目。ロードキル調査だけでなく、清掃活動や森づくり、子どもたちとの野外活動など私たちの活動全般に参加し、現場で体験、膨大な映像資料を集めました。ロードキルの定期調査活動にも積極的に参加し、実際に事故現場で犠牲になった動物たちの処理も行いました。

そして、今年は見事全国大会への切符を手にし、さらに全国入賞という名誉ある賞をいただくことが出来ました。作品名は『守人(もりびと)』です。彼女たちが何よりも喜んだのは「これで多くの人たちに伝えることができる」ということです。会場となったNHKホールにて作品が流れた際、客席から「こういう問題もあるんだ」「これは危ない」という声を聴き、自分たちの想いが伝わった事に感激していました。現在、富士山アウトドアミュージアムではロードキルを減少させるための仕組みづくりに取り組んでいる最中ですが、今いるドライバーだけでなく、将来のドライバー候補の子どもたちに対しても高校生の視点から伝える、という地域ぐるみの取り組みが始まっています。