つたえよう たべよう
COP11 YOUTH LEADER PROJECT
JUNEC(こども国連環境会議推進協会) チーム 365×3(東京都)
環境教育NGO団体の中でこのチームを結成しました。主に食と生物多様性の関係の気づきを提供するワークショップを実施しています。その他にエコ給食レシピの提案や環境イベントでの発表も行います。
2012年4月から1年半に渡り、7か所でワークショップやイベントを実施しました。私たちの活動の参加者総数は約600名になります。対象者は小学生から大人まで様々であり、世代を超えた交流の中で活動を行うことができました。
「東星学園小学校」と「NGOふれきしぶる」で実施したプログラムでは『畜肉の環境負荷と大豆食の魅力を伝える』ことをメインのテーマにしました。しかし、家畜肉の環境に与える悪影響を強く伝えてしまうと、問題と解決策の単純化(=肉さえ食べなければ良い)につながってしまい、参加者が多角的な視点で生物多様性の問題を考えずらいというデメリットに気づきました。また、こちらが一方的に説明するだけでは、プログラムに参加しているという意識が薄れてしまい、参加者の自由な発想の妨げにもなっていました。
その反省を活かし、その後に実施した「東京農業大学×TFT」、「東京学芸大学附属中学校」、「月島第一小学校」でのワークショップでは、参加者の「気づき」や「共感」を得られることに重点を置き、講義の中にゲーム形式を取り入れ参加者と一緒になって食と生物多様性の問題を考えるワークショップ方式へ変更しました。
「東星学園小学校」、「NGOふれきしぶる」、「東京農業大学」では、ワークショップだけでなく、環境に配慮したレシピも提案しました。給食室の職員の方と会議や試作を繰り返し、最終的に完成したメニューは、2012年4月19日の全校生徒約400名が食べる給食メニューとして採用されました。
[ 活動内容の映像紹介はこちら:http://youtu.be/PISRtkD1USk]
更新日:2013.11.03 ※記事の内容は投稿当時のものです