つたえよう ふれよう まもろう
奥羽自然観察会
カタクリの会(岩手県西和賀町)
1990年1月から西和賀町で毎月一回奥羽自然観察会の開催。今年で24年、8月で284回を数え、参加者は9千名を超えます。隔月にカタクリ通信を発行し、140号まで発行。購読者は全国に300名です。
奥羽自然観察会の定員は20名とし、自然観察指導員2名で環境に負荷をかけず、自然の豊かさ大切さを伝えることを志しています。中止のない毎月一回の自然観察会で、季節に準じたプログラムで行います。
西和賀町は2メートルを超える豪雪地のため、12月〜3月はアニマルトラッキング、冬芽、雪の観察など、カンジキやスノーシュー、歩くスキーなどを使い冬の楽しみ、厳しさを感じています。雪解けの4月はカタクリ、キクザキイチリンソウなどスプリングエフェメラルの観察、5月は雪椿、夏の渡り鳥の観察、6月は新緑のブナの森、7月、8月は水生生物観察やブナの森の滝めぐりなど。9月は木の実、キノコ、10月は植樹、11月は落ち葉、12月は初冬の森と、四季折々の楽しみを取り入れ西和賀町のフィールド全体を使っています。
参加者の募集は、隔月に発行しているカタクリ通信、マスコミなどで呼びかけをします。12月に年間計画を作り、通信購読者他に配布します。
野鳥の会との共催や、町や森林管理署から後援をいただき、下見を必ず行い危険を回避して観察会を行っています。
更新日:2014.11.14 ※記事の内容は投稿当時のものです