つたえよう
写真と生物多様性棚田活動戦略で伝えるいのちの大切さ
特定非営利活動法人棚田LOVER’s(兵庫県神崎郡)
生物多様性の大切さを伝えるため、会員194名、参加者計1000名以上で田植え・稲刈り・写真撮影会などを実施。また、活動開始から2016年までの9年間の活動をまとめた58ページの生物多様性棚田活動戦略2016を作成しました。
生物・食・農の大切さを実践を通じて伝え、美しい棚田を未来の子どもたちにつなぐために、農作業体験、生きもの調査、自然体験活動を行っています。「未来につなぐふるさとプロジェクト」に採択され、キャノンや自然保護協会などと連携し、一眼レフカメラを使った写真撮影会を行い(参加者大人16名、子ども6名)、生物多様性・いのちの大切さを、写真を通じて伝えています。
気軽に参加しやすい活動を目指して年間40回以上の自然体験企画を実施し、各回約10名~300名の方々に参加いただいています。また、2016年8月には毎週1回程度に無料で自由に参加できる川遊びの体験企画を実施し、合計約200名に来ていただきました。
過去にはトンボやLOVEのLの字を書くなど田んぼアートを実施しています。連携団体は、海外の団体も含めて約112団体あり、メディアには140回以上掲載されているので高い波及性があります。団体が立ち上がってから9年目で、パナソニックから組織診断の助成を受け、中長期目標の設定や団体の組織基盤強化に向けて活動を継続しようとしています。当法人代表が環境活動NPO代表の外国人牧師にとともに棚田で結婚式を挙げ、世界的な影響力も高めています。地域のニーズである婚活も自治会と共催で行い、2015年には11カップルを誕生させ、そのうち1組が結婚しています。また、地域の空家へ11名の移住が決まりました。
キャノンの記事
http://cweb.canon.jp/csr/bwc-portal/social/2016-06.html
未来につなぐふるさとプロジェクトの記事
http://cweb.canon.jp/csr/furusato/action/act3/list/004.html#detail