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つたえよう 

うえのトラ大使

公益財団法人東京動物園協会恩賜上野動物園

http://www.tokyo-zoo.net/index.html

恩賜上野動物園では、東京都台東区内の小学生7人を「うえのトラ大使」として任命し、2013年より約3年間にわたってトラについて学習してもらい、トラを始めとする野生動物保全の重要性を伝える教育普及活動を行いました。

この取り組みは、恩賜上野動物園と近隣地域の文化施設、商店街などとの意見交換の中で発案されたものです。公募は上野観光連盟を通じて行い、台東区立の4つの小学校より、小学3・4年生(応募当時)の男女合計7名の子どもたちを大使に選び、任命しました。活動の目的は「トラの生態や生息環境について学習し、保全の重要性について周囲の人々へ発信する」こと、単に知るだけでなく大使自身が学んだことを元に、教育普及活動を行ったことが大きな特徴です。

実際の活動はまず、トラについて学習するためのワークショップを毎年1回ずつ計3回、実施しました。初年度はトラの「生態について」学ぶ、2年目は「生態系について」、3年目は「生息環境について」というように毎年テーマを定め、その成果を様々な形の制作物に反映させました。実施の際は、野生動物保護の「認定NPO法人トラ・ゾウ保護基金」と共同で取り組みました。

制作物については、トラについて楽しみながら学ぶことができる双六型のパンフレットや、トラを中心とした生態系をイメージさせる園内展示物、現地でのトラと人との関係を伝えるポスターを作成しました。普及活動の要の一つであるパンフレットの配布は恩賜上野動物園内で、2014年からの2年間で5回、各日に2回行いました。園外への活動は、2014年度に2回、大使たちの出身小学校2校で出張授業を行いました。内容は、レクチャーと大使達が初年度に受けたワークショップを基にした体験ゲームで、大使達もスタッフとして児童たちへの指導を行いました。参加児童たちはレクチャーを真剣に聞き、ゲームは楽しく体験し、大変良い評価をいただきました。