2017.9.24  今日の二十四節気 09.23 - 10.07 秋分 七十二候 09.23 - 09.27 第46侯 雷声を収む(かみなり,こえをおさむ)
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つたえよう 

「森のいのち」を詩と映像で残す事業

特定非営利活動法人ういむい未来の里CSO

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森、里山にある豊穣のいのち、苔から山野草、昆虫、水棲生物、鳥、動物たちのいのちの連鎖。それを、子どもたちに伝え、森を歩き、いのちに触れ、森のすばらしさや奥深さを詩で表現し、詩の朗読を映像で残す活動。

活動は森を整備することから始まります。雑草を払い、安心して歩ける遊歩道を確保。植物の刈り取りを最小限にしながら、歩いて楽しくなるような景観を作ります植生を学び、森の成り立ちを考え、手をかけることで、森への愛情を醸成します。

森のスペシャリストと共に、森の様々ないのちを発見します。私たちが関わる森には冷涼な湧き水があり、そこに棲息するサンショウウオの卵塊が見つかり森の特殊性を認識するきっかけとなりました。森は集落から少し離れた場所にあり、住民に知られることなく希少生物のサンショウウオ、スナヤツメ、ニホンザリガニがその命脈を保ってきたことを知りました。

保全活動がスタートしましたが、保全は森の生態系が健全に循環してこそ成立するもので、それを未来を担う子どもたちに伝えることで、「森のいのち」の尊さを啓発できると考えました。

森の有意義性について発信を始め、インターネットや紙媒体で、小中学生をもつファミリーや、企業、市民活動団体に呼びかけました。

また、年間、10回程の観察会や体験会を開催。「夜の森を歩こう」というイベントでは、蛍の飛び交う様子を見る事ができ、地元ミュージシャンの歌声を聴きながら、漆黒の闇の中で生物の微かな明りを楽しみました。「水棲生物観察会」では、子どもたちが森を流れる渓流に入り、スペシャリストの指導のもと、渓流魚の捕獲や水生昆虫の見つけ方を学び、それらの命が生態系を維持していることを伝えました。

このような活動の中で、森をもっと身近に知ってもらいたいと思い、小中学生から「森」をテーマとした詩を募集しました。初年度(2014年)は、600篇余、今年度は1200篇の応募がありました。森の豊かさ、奥深さ、驚き、美しさなどを、子どもらしい感性で瑞々しく表現されている詩が寄せられました。森の中で、森の風に吹かれ、木漏れ日の中、自作詩を朗読してもらいました。