まもろう ふれよう
JP子どもの森づくり運動「東北復興グリーンウェイブ」
NPO法人子どもの森づくり推進ネットワーク(東京都)
全国の幼稚園・保育園の子どもたちが東北の“どんぐり”を苗木に育て、東北に送り返し、「東日本大震災」被災地の緑の復興に寄与しようという活動です。子どもたちが“どんぐり”の絆で結ばれ『共生』の心を育みます。
JP子どもの森づくり運動「東北復興グリーンウェイブ」(以下「東北復興グリーンウェイブ」)は、全国の幼稚園・保育園の子どもたちによる「東日本大震災」被災地の緑の復興支援活動です。
活動の仕組みは、(1年目)東北の幼稚園・保育園の子どもたちが拾った“どんぐり”を全国の幼稚園・保育園の子どもたちに届け、(2年目)全国の幼稚園・保育園の子どもたちが苗木に育て、(3年目)東北に送り返し、グリーンウェイブの日に被災地に植えます。
「東北復興グリーンウェイブ」は、以下の三つの項目を目的として活動しています。
1)子どもたちの心に「共生の心」の種をまく
被災地の幼稚園・保育園の子どもたちと、全国の幼稚園・保育園の子どもたちが、活動を通じて互いに思い合い、やがて震災以降の未来を生きる子どもたちにとってもっとも重要な資質である「共に生きる(共生)心」を育んでもらうこと。
2)東北の森の生物多様性的再生に寄与する
被災地で拾われた“どんぐり”から育てた苗木による、東北の森の生物多様性的再生活動に貢献すること。さらに、活動を通じて子どもたちに生物多様性保全への関心を持ってもらうこと。
3)子どもたちの活動を世界のグリーンウェイブに繋げる
全国の幼稚園・保育園の子どもたちが育てた“どんぐり”の苗木を「グリーンウェイブの日」に被災地に植えることにより、世界の子どもたちの環境活動に繋げること。
現在、全国で58園の幼稚園・保育園が参加し、毎年約3000人の園児たちが活動に参加しています。2014年には、津波で大きな被害を蒙った岩手県山田町において第一回目の植樹活動が実施されました。
更新日:2014.10.23 ※記事の内容は投稿当時のものです