まもろう
漁民の森づくり活動
特定非営利活動法人天明水の会(熊本県熊本市)
http://www.saturn.dti.ne.jp/~t-mizu/
豊かな広葉樹の森づくりを推進し、生物多様性を保全すると共に、水源かん養・山地保全・環境保全を考え、洪水防止・流域貯水・水質浄化・土砂流出防止・炭素固定を図ります。それらを、遊びを通して学んでいます。
水を通した環境保全活動をテーマにしています。
『緑川の清流を取り戻す流域連絡会』を主軸に、平成6年、緑川流域の団体・自治体・住民が一丸となり『緑川の日・緑川流域の一斉清掃』を開始、継続しています。
『漁民の森づくり』を平成6年から開始。国有林地、町有林地、学校林地、他、合わせて約42haの地に、その地に根付いていた広葉樹を会員及び漁民、更に小・中・高校生、一般、企業等からのボランティア参加も集い、80,000本の苗木を植林しました。毎年、補植・下草刈り・ツル切・地盤整備の森づくりを継続しています。
カヌー体験や川・海遊びや川・海の水生生物観察、環境教育及び水難事故防止の学習活動を継続しています。
この11年間ほど外来水草除去作業、生物多様性の保護と啓発活動を継続しています。
緑川流域や海を活用しダム見学・川遊び・河口域のアシ焼き・地産地消食育・交流会等、老若男女の上下流及び海山交流活動を継続しています。
平成18年に、炭焼き窯を製作。有明海の海苔養殖棚に使われた産業廃棄物の廃材竹を炭に焼き、竹炭を水質浄化の為に河川に設置しました。作業と共にアサリ・海苔・鮎などの水産資源の保護を含めた環境教育や生物多様性の保護と啓発活動を継続しています。県内外の他河川団体や諸団体とも交流を重ね、国土交通省、農水省、森林管理局、県や市などの行政とも連携をとっています。また、会員のみならず、自治会や多くの小・中・高校生徒や一般の人々や企業からのボランティア活動への参加体制があります。更に、当会の自主事業の他、当会への学習会、イベント協力などについて数多くの依頼や要請があり、できうる限りの応援・協力体制をとり活動を展開してきました。
※『緑川の清流を取り戻す流域連絡会』会長 濱﨑勝
※『漁民の森』:天明水の会が、最初に『漁民の森』とネーミングして森づくり活動を開始した。