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小さな命 おかいこさんからCOP10を継ぐ

平成22年COP10パートナーシップ支援事業に参画しました。会議終了後、忘れられていく生物多様性と環境保全の意識を市民と継承すべく、幼稚園生・小学生・中学生・一般市民を対象に、小さな命「おかいこさん」から学ぶ環境出前授業を実施しています。

本格的活動は平成22年のCOP10パートナーシップ支援事業への参画です。本題は、忘れられていく、江戸・明治・大正・昭和を駆けた国の最重要産業「養蚕」です。
小さな生物「おかいこ」を主題に提案し、行政の認定を受け参画出展活動を本格的に行なってきました。

COP10から今日に至る経緯活動自己啓発の内容は、
*江南市の養蚕の歴史 江戸・明治・大正・昭和にかけての養蚕農民の神様・偉人・倉知治右衛門・三輪深作の活動を郷土史から学びます。        
*養蚕の実体験を数年間積み、繭の生産を安定的に供給できるようになる。繭は市民活動クラフトづくりに使用。
*横浜市のシルクセンターにて真綿づくり・太糸づくり絹糸取り(座繰り)の講習を受けます。
*産卵数・孵化率を調査することにより、気候変動が「おかいこさん」の種の保存継続に与える影響を確認
*天蚕「クワコ」の発見、生息環境や生態の観察 自然の中で外敵から身を守り生命を維持している姿を観察します。
*おかいこさんの基本食である桑の葉を自前で安定確保するため、桑の木を挿し木により育て、おかいこの飼育に用います。

活動の重点目標
・おかいこを育て繭を得る、環境出前授業の活性推進に向けて活動します。
・卵から卵への養蚕の体験と生きものの命の保全を推進します。
・一般市民には繭から真綿作り・太糸作り・絹糸とり(座繰り)の体験の時間は、子ども・高齢者の居場所つくりの時間に育てます。             
・おかいこさんを身近な生きものとして共生していくために環境保全に努力啓発していきます。
・環境出前授業を一層充実した活動にしていくことを誓います。

更新日:2019.12.26  ※記事の内容は投稿当時のものです