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(日本語) 生物多様性が保全された地球を目指した環境教育

当社は「生物多様性が保全された地球の実現に向けて」を環境長期ビジョンに掲げ、あるべき環境人材像への到達を目指して教育体系を整備し、教育を国内外で実施。従業員の環境活動推進力は着実に向上しています。


積水化学グループで実施している、環境教育の内容のイメージ

積水化学グループは、2013年策定の環境長期ビジョンの中で、2030年に目指す理想の姿を「生物多様性が保全された地球(=持続可能な地球のための課題が解決された状態)」の実現と宣言し、活動の担い手である従業員の環境活動推進力の向上を目指すため、環境教育に力を入れています。
環境教育においては「感心、感激、感謝」のプロセスが重要で、職種、職責に応じた目標と手法があると考え、2013年より教育体系整備とプログラムの見直しを開始しました。
国内は22、国外では11の合計33プログラムをグローバルで実施しており、知識のみに留まらず、他者に影響を及ぼす推進力の向上までを目指しています。以下、例示となります。

1)国内外の全従業員を対象としたプログラム
①生物多様性啓発冊子
目的:環境長期ビジョンの浸透
内容:生物多様性や自然資本、事業との関連性や取組みを記した冊子を計7言語で配布。理解を深めるためにe-ラーニングも実施。
②SEKISUI環境ウィーク
目的:環境風土の醸成、環境意識の高い人材の育成
内容:事業所ごとに連続する7日間を設定し、期間中に全従業員が参加できる環境貢献活動を事業所が企画、開催。

2)職責別プログラム
①経営層対象環境e-ラーニング
対象:取締役、執行役員等の経営層
目的:事業経営に必要な環境情報の共有
内容:遺伝資源や微細プラスチック問題など、生物多様性を含む最新の環境問題について学ぶテキストを提供。

3)職種別プログラム
①事業所内の緑地の質向上の取組み
対象:国内の生産事業所、研究所
目的:動植物の生息環境整備、地域と事業所を結ぶ生態系ネットワークの形成、地域連携の活性化
内容:外来種の駆除、地域固有種の保全等を地域のNPOと連携して行う。
上記教育プログラムに加え、従業員の業務外での環境活動を募集し、従業員投票で「最もエコな人」を選び社長表彰するグローバルイベントを実施。生物多様性保全活動のベストプラクティスとして社内で「感激」を共有化している。


環境教育の成果イメージ

更新日:2018.12.27  ※記事の内容は投稿当時のものです